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ドライブレコーダーには2つの映像送信方式があります

ドライブレコーダーの画像送信モードは「アナログ送信モード」と「デジタル送信モード」に分かれます。2 つの方法の詳細な違いについては、ここでは記載しません。違いの一つは、カメラから送信される画質を落とすかどうかです。アナログ伝送で伝送される映像の場合、伝送距離に関わらず画質は低下します。これは、センサーやISPから出力されたデジタル信号をアナログ信号に変換し、その後デジタル信号に戻す際には、いずれにしても外乱ノイズや変換誤差の影響を受けるためです。しかし、デジタル伝送方式であればデータは変化しないため、伝送耐量が確保できれば画質が劣化することはありません。

ドライブレコーダーは2つの映像送信方式+01

図 2: ケーブルの違いによるアナログ伝送のリンギングの例

アナログ伝送は画質を劣化させるだけでなく、ケーブルの個体差や経年劣化、抜き差しによる磨耗も画質の変化を引き起こす可能性があります(図2)。前述したように、多くの車載監視カメラにはAIが搭載されており、画質の変化はAIの判断に致命的な打撃を与える可能性があります。これではAIが対象画像を正しく識別できなくなるためだ。しかし、デジタル伝送方式は、ケーブルの個体差があっても伝送マージンさえ確保できれば均一な画質を維持できます。そのため、デジタル伝送方式はAIの判定精度においても大きなメリットがあります。


投稿時刻: 2023 年 5 月 5 日