チップなどの原材料価格が高騰、日本メーカーはカーナビを3割値上げ

報道によると、日本のJVCケンウッドは最近、4月1日からドライブレコーダーとカーナビゲーションシステムの価格を最大30％値上げすると発表した。このうち、車載機器の価格は3～15％、イヤホンなどの民生機器の価格は5～20％、無線システムなどの業務用機器の価格は10～30％上昇する。チップなどの原材料の価格が高騰したことが理由。

自動車分野では、JVC ケンウッドは、マーベル、インフィニオン、NXP、ルネサスなどの有名企業と同様に重要です。JVCケンウッドは、原油価格の高騰や原材料価格、物流コストの上昇が続く中、自社だけで従来の製品価格を維持することが困難であるとしている。電源 DC/DC チップの価格上昇は、低電力トランシーバーやその他のデジタル デバイスの価格にも影響を与えます。ドライブレコーダーやカーナビゲーションシステムなどのスマート車載電子製品は、車両のインターネットのインテリジェント端末の重要な部分であり、世界中で車両のインターネットの普及率の急速な成長の恩恵を受けることになります。自動車消費の継続的な回復と、自動車のインターネットのインフラストラクチャ政策を改善するための継続的な努力により、自動車のインターネットの市場規模は拡大を加速すると予想されます。プライスウォーターハウスクーパースは、我が国の自動車インターネット市場の規模は、2021年の2,100億元から2026年には8,000億元に成長し、5年間でほぼ3倍に増加すると予測している。2025 年までに、我が国の自動車インターネット産業の普及率は 75% を超え、自動車インターネット ユーザーの数は 3 億 8,000 万人を超えると推定されています。世界の自動車インターネット市場は、2020年の6,434億4,000万元から2025年には1兆5,000億元以上に増加すると予想されています。